流し取り

撮影者−被写体間/被写体−背景間の数値が大きい(つまり1/1とかもっと言うと10/1だ)と、流し取りの効果が薄くなる。十分に遠い背景で撮る場合に比べ背景が近いとより遅いシャッタースピードが要求される。そういう意味で、路面に近いところから撮ると概ね遠くのものが写るので背景は遠くできて、流し取りの効果が大きい。つまり楽に流し取りができる。反対に高いところから撮ると写るのは路面だったりして背景が流れてくれない。