センター下の某レストランに行ってきた 5/6

いい加減子供につきあうのも疲れたと言うことでカミさんと昼飯に。
いつも仕事の途中で見かけるレストランに行くことになった。このレストラン郊外の工業団地にあるのだが15時とか16時とかの変な時間に駐車場がいっぱいになっているので「何かあるのだろう」と思っていたのだ。ちなみにイタリアンらしく、店先にはイタリアンを示す看板とシェフのハリボテが立っている。
で行ってみると

  • 品数が少ない
  • メニューに華やかさがない
  • 雑然としている

具体的には
前菜とかサラダは無いらしい。パスタもピザもあるんだけどペンネが無いとか、ピザにはアンチョビが乗っているメニューが無いとか、メニュー全体が少ない。あと1品、2品足りない感じ。
でそのメニューの品名にカタカナが少ない。イヤもちろんトマトとかパスタとかはあるのだけど「イタリア語?」って思えるようなカタカナはない。例えばクワトロフォルマッジオな感じのメニューはあるのだがその品名は「チーズだけのピザ」、質実剛健というか端折り過ぎ。で、メニューはA3で1枚にまとめられている(パウチ)のだけど何があるのかわからない。相当集中しないと何があるのか理解できない。レイアウトが悪いし色もない。もちっとスペースを広くするかかなり字を小さくしてでもメリハリをつけないことには旨そうに思えない。写真は載っているだけど携帯の画面ような感じ。パスタならトマトベースやクリームベースとかに分けるとか、そういう気遣いはないらしい。。うーん。心配になってきた。
店にはカウンターらしきものがあるんだけどそこにもカップやらコーヒーサーバーやらがごちゃごちゃになっていてちょっとなんだかイヤな予感がする。もちろん客席はそこそこ掃除もしてあるし不潔な感じはしないのだけど。あ、でもテラスに面した庭には植えられていた芝よりもクローバがはびこっていて、あーあと落胆。

そうそう水が栓付きの瓶で出てきたんだけどいまいち冷えていない。ぬるいとかじゃ無くて冷え方が甘い。10℃は超えていたように思える。日中なのにグラスに結露しないってのは露点を超えていないからだ。

結局頼んだのは

なすとトマトとチーズのパスタとチーズだけのピザとアイスコーヒーとランチタイムコーヒーとパン(ブレッド?だったか?でもそれは英語じゃあーりませんか)。

感想

最初に出てきたのはチーズだけのピザ。予想通り数種類のチーズのピザなのだが生地の厚みが半端に厚い。ぱりぱりする風でもなくアメリカンピザのようにもちもちでもない。ガリガリというかばきばきと言うか。チーズも香りが飛んでしまっていていまいちどんなチーズなのか不明。オリーブオイルの香りとかも無いものだからとても寂しい感じのピザだった。致命傷は塩が効いていないこと。塩くださいと言いそうになった。家で作ってももっと旨いように思う。
次に出てきたのはパスタ。細い麺にトマトソースとなすの輪切りが載っている。ソースの濃度はいい。ニンニクの炒め具合もいいんだけどオリーブオイルの香りやハーブの香りが無い。しかも細麺のパスタは芯が残っていてぷりぷりした食感を感じることができない。これも家で作ってもいいなあと思えるものだった。
食後にデザートをと思っていたのだけどあまりにも寂しい感じだったのでこれにて終了。たぶんもう来ないな。

じゃあなぜいつもいっぱいなのか

で気が付いたのはアイスコーヒーが280円だったこと。そりゃ安いわ !ちなみに他のメニューも100円から200円は安いように思う。
カミさん曰く「平日でもおばちゃんでいっぱい」だとか。メニューに関して言えばそういう客層向けと言うこともあるんだと納得した。茶飲み話出なら来れるけど。ただし味は別、ここで喰うならウチで作る。